← 6つの住まいへCASE 05 / 高低差2.5mと、総予算からの設計
難しい土地にも、
暮らしの可能性がある。
A様邸 / 高低差を活かす住まい
道路から約2.5m下がった敷地で、希望の住まいが予算内に成り立つか。その検討から始まった家づくりです。土地の価格を抑えられる分を建築に配分し、高低差に対応する駐車場や玄関、庭に開くLDKを一体で計画しました。土地と建物を合わせた総予算から、実現できる暮らしを探した実例です。
設計の理由を読む ↓ 
01 / 設計の理由
車2台と、軽自動車を置ける余地を。
車を置く場所から、庭の使い方まで。
車好きのご主人の希望に合わせ、道路側の高さに鉄骨の駐車場を設けました。そこから階段で庭へ直接降りられ、バーベキューなどにも使いやすい配置です。駐車場の下は日陰となる屋外の居場所にも活用できます。完全防水の空間ではありません。
鉄骨の駐車場と庭へ直接降りる階段。高低差を屋外の使い方にも活かします。02 / 設計の理由
高低差を、使える場所に変えたい。
中間の高さを、空間の豊かさに。
玄関・ポーチ・ホールを2階床より少し低い位置に設け、その下に外物置・ガレージのように使えるスペースを確保しました。玄関から少し上がって2階の個室へ、下がって1階のLDKへ。玄関ホールは床が下がる分だけ天井が高くなり、広がりを感じる入口になります。 玄関から荷物を運ぶ動きに配慮し、階段の幅も広めに確保。高い位置の窓から、玄関・ホールへ光を導いています。
中間の高さにある玄関ホール。階段で個室階へつながります。03 / 設計の理由
シンプルな外観と、明るいLDKを。
道路には箱の表情、庭には大きな窓。
道路側は窓を見せないボックスのようなシンプルモダンの外観に。一方、1階のLDKは広い庭へ向け、南側の大きな窓から光と広がりを取り込みます。道路側の印象と、庭に面した暮らしの開放感を、それぞれの向きに合わせて設計しました。
道路側の閉じた表情から一転、庭へ大きく開く一階のLDK。04 / 設計の理由
家事がしやすく、生活感も整うように。
収納の奥行きまで、美しく使う。
キッチン脇に家事デスクと棚・収納、パントリーをまとめ、作業や物が目立ちにくい場所を用意。冷蔵庫は背面カウンターから飛び出さないよう面をそろえ、その周辺の奥行きを洗面側とキッチン側で使い分ける収納にしています。形を整えることと、空間を使い切ることを一緒に考える「機能美」です。 家事デスクの脇にはプリンターやWi-Fi機器を置く棚を設け、リビングから見えにくくしました。洗面と脱衣・ランドリーも分け、乾燥機や作業台、ストック収納を近くにまとめています。
キッチン・家事デスク・パントリー・洗面の配置は計画図で確認できます。05 / 設計の理由
家でも集中して働きたい。
帰宅後の仕事にも、落ち着く場所を。
玄関から上がる2階に寝室と広い書斎を配置。リモートワークや、仕事から帰った後の作業ができるようにしています。家族で過ごす庭側のLDKと、集中する個室側を立体的に分けました。
在宅での仕事に集中できる、独立した書斎。READING THE PLAN
写真と図面を、
重ねて読む。
庭や窓に向く場所。家族が行き交う場所。
そのつながりを、間取りからたどってみてください。
図面を大きく見る ↗2022年9月24日の計画案を抜粋。竣工写真とは一部異なる場合があります。
WALK THROUGH THE HOME
空間のつながりを、動画で。
写真では伝わりきらない距離や動線を、設計者の解説とともにご覧いただけます。